兵庫県の斎藤知事の告発文書をめぐる問題で、NHK党の立花孝志党首に「知事失職の黒幕」などと書かれた真偽不明の文書を提供したとして、維新から除名処分をうけた岸口実県議が不服を申し立てました。
兵庫県の斎藤知事がパワハラ疑惑などで告発を受けた問題で、維新に所属していた岸口実県議は、今年1月に亡くなった元県議を「知事失職の黒幕」と名指しするなどした真偽不明の文書をNHK党の立花孝志党首に提供しました。
兵庫維新の会は、岸口県議を最も重い「除名処分」としました。岸口県議は無所属で議員を続けていますが、4日、維新に対し処分に関する不服を申し立てたということです。
岸口県議は、5日、取材に対し「事実関係を争うことはしていませんが、中身の確認はさせていただいています。事実関係と処分の関係ですね」と答えました。