親子2人が岸壁から海に転落しました。65歳の父親が意識不明の重体で救急搬送されていましたが、6日午後5時すぎに死亡が確認されました。
3月6日午後4時ごろ、神戸市兵庫区の神戸港で「散歩している2人が海に転落した」と近くの人から消防に通報がありました。消防などによりますと、60代の父親と息子が手をつないで歩いていたところ、岸壁から海に転落したとみられるということです。
2人は救出され病院に搬送されましたが、意識不明の重体で運ばれていた神戸市在住の65歳の男性は、搬送先の病院で死亡が確認されました。また、24歳の息子は、救急搬送されましたが意識はあり、軽傷だとみられます。
警察によると、目撃者は「父親の方がふらついて海に落ちた」ように見えたということです。警察は転落事故とみて、今後、息子から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べる方針です。