シャインマスカット23本、根元から切断される「4年かけて育てた木が…悔しくてたまらない」

山梨県南アルプス市のブドウ畑で、「シャインマスカット」の木計23本が根元から切断される被害に遭ったことがわかった。南アルプス署が器物損壊事件として調べている。県内では甲州市でもブドウの木が傷つけられる被害が1月に判明している。
畑を所有する50歳代男性が今月9日、南アルプス市落合の畑に植えてあった15本の木のうち7本が根元から切られているのを見つけ、その後、約600メートル離れた同市湯沢の畑でも16本の木全てが同様の被害を受けているのに気付いた。男性によると、2月下旬に作業した際には、異常はなかったといい、その日のうちに同署に被害届を提出した。
男性の畑では、今年は計2000房以上を収穫できる見込みだったといい、「最初に被害を見たときは声を失い、その日は眠れなかった。丸4年かかって育てた木が無駄になり、悔しくてたまらない」と話した。

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