フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)は16日、石破茂首相が自民党の新人議員15人へ10万円の商品券を配っていた問題を報じた。
首相は、配布の趣旨を「ポケットマネーから慰労のつもりで渡した。政治活動に関する寄付では全くない」と釈明している。一方で番組では自民党内、与党の公明党や野党から批判が強まっていることを伝えた。
スタジオには国民民主党の玉木雄一郎代表がゲスト出演。今回の問題を初めて聞いた時の思いを出演者から聞かれ「残念でしたね」と述べた。続けて玉木氏は「石破さんっていうのは、なんで石破さんが総理になったかというと、前の岸田政権の時にいろいろ政治とカネの問題があって、これだと衆院選挙、戦えないとかいろんなことがあって、お辞めになられて。それで総裁選挙が行われて選ばれたのが石破さん」とし「党内野党として今までの自民党とは違うんですね、ある意味、少し庶民に寄り添ったいろんな発言とかをされてこられたので石破さんなら政治とカネの問題、払拭できるという期待の中で生まれた総理なんですけど、石破、お前もか…みたいになっているところが、国民の期待も非常に裏切っている」と指摘した。
さらに「これから政治資金規正法の再改正の大事な局面を迎える中でこういうことを言われ続けるのは、改革にも非常に後ろ向きな影響を与えてしまうことで残念です」と述べた。