27日午後1時から兵庫県の斎藤元彦知事の定例記者会見が行われています。19日に文書問題に関する第三者委員会の報告書が出てからきょうが、はじめての定例会見になります。
斎藤知事からは昨年度並みの2394人が人事異動することなどが発表されていて、幹部職員などの異動が発表されました。
ちょうど1年前のきょう、斎藤知事は記者会見で元県民局長の文書にふれ、「業務時間中に、嘘八百含めて、文書を作って流す行為は公務員としては失格です。」などと述べて、県民局長の職を解くなどの人事を発表していました。
1年前の発言について、そういった言葉を用意していたのか、途中で思いついたのかと聞かれた斎藤知事は、「1年前になります。その時はいろんな思いの中で発言した、発言は強い表現で、反省している」と話しました。
当時の発言の撤回については、「やはり誹謗中傷性の高い文章を職務中につくられた、そういった行為は公務員として適切ではないという主旨で発言させていただきました」とし、「これまで通り」と、訂正や撤回はしない姿勢を見せました。