2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は12日、万博が開幕する13日にJR桜島駅と会場の西ゲートを結ぶ駅シャトルバスの予約状況が逼迫(ひっぱく)しているとして、同日のみ西ゲートからの入場を予定している来場者が、大阪メトロ中央線夢洲駅直結の東ゲートからでも入場できるようにすると明らかにした。事前決済をしていない人が桜島駅からバスに乗ろうとすると、午前中を中心に乗れない可能性があるという。
万博では原則、入場日時と交通手段の事前予約が必要で、夢洲駅を利用する場合は東ゲートから、駅シャトルバスやパーク&ライド(P&R)、タクシーを利用する場合は乗降場近くの西ゲートから入場する必要があり、会場外から東西のゲートを行き来することもできない。
ただ、主要な交通手段の1つである桜島駅から西ゲートへのシャトルバスが、13日午前に事前決済の優先乗車枠でほぼ満席となり、事前決済をせずに乗車しようとすると来場者が長時間待機することになる。このため、西ゲートからの来場者についても、13日のみ夢洲駅で降りて東ゲートから入場できるようにする。
一方、東ゲートからの入場についても混雑が予想されており、協会はP&Rかタクシーを利用して西ゲートから来場することを推奨している。