大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催中の2025年大阪・関西万博の会場入り口付近で、来場者とみられる人物の前に警備員がひざまずいて土下座をしている映像が民放テレビ局に報じられ、交流サイト(SNS)上で広がっていることを受け、万博を運営する日本国際博覧会協会は22日、事実関係の確認を進めていることを明らかにした。
この日午前の報道陣の取材に対し、協会側の担当者は「SNSについては確認をしているが、詳細については事実確認中」とした。
映像によると、現場は万博会場の西ゲート付近。ほかの来場者が行き交う中、ピンク色のバッグを抱えながら腕を組んで立つ人物の前で、制服を着用した警備員が土下座する様子が撮影されていた。