元NHKアナ牛田茉友氏が参院選に国民民主党から正式出馬表明 激戦の東京選挙区、党は2人擁立

国民民主党は23日、今夏の参院選東京選挙区(今回は当選議席数7、改選6議席と任期3年の1議席)に、NHK「日曜討論」のキャスターを務めていた元NHKアナウンサー、牛田茉友氏(39)の擁立を正式に発表した。
牛田アナは、玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長とともに、国会内で立候補会見に臨んだ。
玉木氏は22日の定例会見で、「首都東京で議席を取らないと、真の国政政党にはなれない。必ず東京には候補者をたてて、必ず議席を取りに行きたい」と述べ、同区での議席獲得への強い意欲を示していた。
国民民主はまた、東京選挙区に会社員の奥村祥大氏(31)を擁立することも、合わせて発表した。奥村氏は昨年の衆院選東京28区に党公認で立候補したが、落選している。この日の会見では、牛田、奥村両氏が、東京選挙区の候補予定者として初めてお披露目された。
国民民主は、各党、各候補者がしのぎを削る参院選最大激戦区の東京選挙区に2人を擁立し、同区での初の議席獲得を目指す戦略だ。
同選挙区をめぐって主要政党では、自民党現職の武見敬三前厚労相(73)、立憲民主党現職の塩村文夏氏(46)、立憲民主党現職の奥村政佳氏(47)、公明党新人の川村雄大氏(40)、共産党現職の吉良佳子氏(42)、社民党新人の西美友加氏(53)が、立候補を予定している。
また、石丸伸二・前広島県安芸高田市長が代表を務める地域政党「再生の道」が候補者擁立方針を示しているほか、れいわ新選組も候補者を調整しているとみられる。

シェアする

フォローする