24日午前9時15分ごろ、沖縄県・久米島の久米島町上江洲で「枯れ葉が燃えて畑に延焼しそうだ」と119番があった。県警や消防によると、収穫後のサトウキビ畑約220平方メートルが焼け、約20分後に鎮火した。現場で長さ約25センチの筒状の金属製の物が一部燃えた状態で見つかった。「飛来物が落ちた」との目撃情報があり、県警は金属製の筒が上空から落下するなどして、火災が発生したとみている。防衛省沖縄防衛局が米軍機や自衛隊機から落下したものか調べているが、24日午後9時半現在で「該当する航空機は確認されていない」としている。
県警によると、筒は真ん中の部分が燃えていた。けが人はなかった。現場は島の西部で周囲はサトウキビ畑が広がり、約600メートル南東に集落がある。【日向米華、喜屋武真之介、比嘉洋】