【偽名不倫騒動】下半身スキャンダル相次ぐ国民民主党「フランクで好感を持たれている」新人議員の不倫 即座に玉木代表よりも重い“無期限の党員資格停止”になった理由は

〈4年程前に、私が既婚者の身でありながらそのことを秘して交際していた方がいたことは事実です〉──国民民主党の平岩征樹衆院議員は4月22日、自身の公式ホームページに「ご報告とお詫び」と題した文章を掲載し、過去に特定の女性と不倫関係にあったことを明らかにした。
冒頭の“お詫び文”はこう続いた。
〈また、お相手の方には本名を述べていなかったことも事実です。すべて、私自身の浅はかさ、軽率さが招いた行動であり、交際をしてくださっていたお相手の方や妻や家族に与えた精神的な苦痛を思うと、深い反省と後悔の念に堪えません〉
その直後、週刊現代が平岩氏の不倫について報じ、同氏がマッチングアプリ「ペアーズ」を通じて女性と知り合い、「関西国際空港の運営会社の幹部職員」「橋本正樹」などと虚偽の職業・氏名を使っていたとも指摘した。
平岩氏は「ご報告とお詫び」の中で、21日に週刊現代の記者から取材の申し込みがあったと明かし、〈きちんとした謝罪などもせずに、本日に至ったことは、自身の身の処し方を含めて真剣に検討しなければならない事柄であると認識しています〉とつづっている。
全国紙政治部記者は平岩氏について、こう話す。
「現在45歳の平岩氏は大阪市出身で、衆院議員秘書を経て大阪府の貝塚市議を3期務めました。2024年10月の衆院選が国政選挙初挑戦で、大阪8区から立候補しました。小選挙区では当選した候補者と4万票以上の差が開き、半数にも満たない得票数でしたが、国民民主党の比例代表の得票数が2021年の衆院選から約2.4倍増の617万票となり、比例復活できました。
国民民主党は労働組合の中央組織である連合の支援を受けており、真面目で堅い性格の議員も多いですが、平岩氏はフランクな人柄で記者対応も良く、好感を持たれていました。それだけに、偽名を使って不倫していたとは驚きです」
衆院議員のバッジを初めてつけてからわずか半年でスキャンダルに見舞われる格好となった平岩氏。国民民主党は不倫が報じられた翌日の23日に早速、両院議員総会を開き、同氏の無期限党員資格停止処分を決めた。
「幹部は平岩氏が名前や結婚していることを偽って不倫していた事実を重く見て、党員資格停止の期間を無期限としました。昨年の衆院選後に不倫が発覚した玉木雄一郎代表は、役職停止期間が3か月でした。これより重い処分となったのは、平岩氏が不倫に際し自分の名前や肩書きについて“嘘”をついていたからです。不倫相手も有権者も家族をも欺いていたわけですからね」(同前)

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