他人になりすまして年賀状を送ったとして、警視庁が、仙台市泉区、無職の男の被告(52)(強要未遂罪などで起訴)を私印偽造・同行使容疑で東京地検に追送検したことがわかった。追送検は22日。
警視庁幹部によると、被告は昨年12月下旬から今年1月上旬にかけて、50歳代の知人男性の名前をかたり、男性の勤務先の社長らに「給料が安い」「仕事がきつい」などと書いた計2通の年賀状を送った疑い。調べに容疑を認め、「男性と過去にトラブルがあった」と供述している。
被告は、昨年夏の都知事選期間中に、無所属で立候補していた蓮舫・前参院議員(57)に金銭を要求する封書を送ったなどとして、今年2月以降、強要未遂や脅迫容疑で逮捕、起訴されていた。この封書でも男性の名前をかたっていたという。