男性教諭が「死ね」メッセージ500件超、「殺す」も247件…同僚女性PTSDに

埼玉県教育委員会は13日、同僚女性に脅迫やストーカー行為などを行ったとして、県立越谷西特別支援学校の男性教諭(29)を懲戒免職とした。今月は別の公立高校の男性教諭も懲戒免職としており、教員の不祥事が相次ぐ異例の事態となっている。
県教委によると、男性教諭は昨年4月~今年3月、同僚だった20歳代の女性教諭に無料通信アプリ「LINE」で執拗にメッセージを送るなどし、女性教諭は適応障害と心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。男性教諭が送ったメッセージには「殺す」という言葉を含む内容が247件、「死ね」という言葉を含む内容も500件以上あったという。
2月には、コンビニエンスストアに駐車中の自分の車の中で女性教諭を殴るなどして、打撲も負わせた。
男性教諭は3月以降、脅迫と傷害の容疑で逮捕され、罰金50万円の略式命令を受けた。県教委の聞き取りに、「(女性教諭に)申し訳ないことをした」と話しているという。
県教委は今月5日にも、勤務する高校の女子生徒にみだらな行為をしたとして、県南部の公立高校の男性教諭を懲戒免職としている。

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