22日投開票の東京都議選(定数127)で、立憲民主党は告示前から5議席伸ばし、17議席を獲得した。
党本部(千代田区)では幹部らが当選確実となった候補者の名前パネルを貼り出し、笑顔をみせた。長妻昭・都連会長は「『知事をチェックできる都議会に』という訴えが浸透した」とし、参院選に向け「実行力を示せば十分戦える」と語った。
大串博志代表代行は、「自民党の政治に対する不信感というのは、都においても相当強いというのは感じた」と述べた。そのうえで「都議選と参議院選をほぼ一体のものとして捉えて選挙準備を行ってきた。物価高が最大の争点であることは間違いないので、党の姿勢を訴えていきたい」と語った。
立民は今回、共産党などと定数1~3の選挙区で候補者調整を図り、住宅支援、雇用対策などを訴えた。