テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は22日、この日告示される石破茂首相の後継を選ぶ自民党総裁選を特集した。
10月4日に投開票される総裁選には、これまでに茂木敏充・前幹事長、小林鷹之・元経済安全保障相、林芳正官房長官、高市早苗・前経済安保相、小泉進次郎農相が出馬を表明していることを伝えた。
スタジオでは、295票ある「議員票」の行方について報じた。スタジオ生出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、自身の取材から焦点を「石破総理が出馬しないことで前回石破氏が獲得した票が誰に入るのか」と解説した。
さらに田崎氏は自身の取材に基づく「票読み」を公開。それによると前回の総裁選で茂木氏は「34票」だったが「やや増」。小林氏は前回「41票」から「同水準」。林氏は昨年の「38票」から「大幅増」。高市氏は前回の「72票」から「減」。小泉氏は「75票」から「大幅増」と予想した。
田崎氏は「まず小泉さんについて申し上げると」と切り出し「先週金曜日に選挙対策本部の発足式をやったんですね。そしたら議員、代理、オンラインで参加した人も含めて78人が参加したっていうんです。実際には名前を出さないでほしいっていう人を含めると80人台半ばに現段階でいっている。だから前回の75人より10人ぐらい多いわけです、すでに。これからさらに伸びる可能性があって陣営では100人近くいくんじゃないかって読みをしています」と解説した。
また林氏も「もうちょっといくだろう」などと解説。そして「茂木さん、小林さんは増えるにしてもそんなに増えないし、高市さんはむしろ麻生(太郎)さんの動向によっては減る可能性がある」と解説した。