「愛想の良い」「感じの良い」夫婦がなぜ…和歌山の2歳長女虐待死、体重は標準の半分

和歌山県警が長女(2)を暴行し、治療を受けさせずに死亡させたとして、和歌山県紀の川市の建設業の男(26)、妻で無職の女(26)の両容疑者を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した26日、事件の現場とされる和歌山市内の集合住宅やその近くに住む人たちからは驚きの声が上がった。
50歳代の女性は「引っ越しのあいさつの際、感じの良い夫婦だと思った。子どもが亡くなるなんてかわいそう」と声を震わせた。
40歳代の女性は「愛想の良い夫婦だった。困っていることがあったのだとしたら、早く気づいてあげられたらよかったのだが……」と話し、2人の逮捕については「びっくりしています」と驚いた様子だった。
県警の発表では、2人は昨年秋~今年7月上旬、当時住んでいた集合住宅で、長女に暴力を振るい、医療機関を受診させず、7月10日に死なせた疑いが持たれている。死因は全身打撲による外傷性ショックだった。長女の体重は一般的な2歳児の半分程度の約6キロだった。

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