報ステ大越健介氏、ラブホ密会前橋市長を突き放す「民意離れれば政治家はもはや立つ場所を失う」

テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは2日夜の放送で、既婚者の男性職員と複数回ラブホテルを利用し、自身が主張する釈明内容をめぐって窮地に立たされている群馬県前橋市の小川晶市長に対し、厳しい言葉を投げかけた。
番組では、小川市長がこの日、約2時間にわたり、市議会の議員38人に一連の経緯を、先月26日に続いて説明したことを報道。報道陣には非公開だったが、小川市長が市議からの質問に「私がすべて悪いと思っている」などと答えたことを伝えた。自身の進退について「周りと相談する時間が欲しい」という反応が市長からあったと伝え、市議会の富田公隆議長のコメントとして、「表情は前回よりも一段と厳しい表情だった」「(この日の説明内容で市議の)納得を得られたようには、ほとんど感じない」との受け止めがあったことも報じた。
大越氏は最後に「小川市長は今後、市民に直接説明を尽くしてきたいというふうに繰り返していますが、そもそも、説明に市民がどこまで付き合ってくれるのか。そういう事態でもあります」と述べ、釈明を続ける小川市長に対し、有権者である市民の厳しい見方があることに触れた。
その上で「民意によって選ばれ支えられるのが政治家であって、その民意が大きく離れてしまうとすれば、政治家はもはや、立っている場所を失うということを意味します」と、突き放すように指摘した。

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