鹿児島・奄美群島でハブにかまれ男性死亡、県内で11年ぶり…対策は「草むらに近づかない」

鹿児島県は10日、奄美群島内で4日、男性がハブにかまれ、死亡したと発表した。ハブによる死亡事故は県内では11年ぶりという。
県薬務課によると、男性は4日午後10時半頃、同群島内の道路でハブに左足首をかまれた。島内の医療機関で血清を打つなどの治療を受けたが、5日に死亡が確認された。
県内では奄美大島や徳之島などにハブが生息しており、昨年度は49人、今年度は8月までに24人がかまれる被害があった。県内でハブによる死者が出たのは、瀬戸内町の加計呂麻島で14年4月に1人が亡くなって以来。
今年は高温のためハブが多い傾向にあり、同課は「草むらに近づかないなど対策をしてもらいたい」と注意喚起している。

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