「崖下を見たら車が落ちていた」車に乗ったまま約20メートル下に転落か 車内から男性1人を発見も死亡確認 家族を病院へ迎えに行ったまま行方不明となっていた男性と判明《新潟・長岡》

長岡市で軽乗用車が崖下に転落する事故があり、車内から男性1人が見つかりましたが、その場で死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは長岡市に住むパート従業員の男性(65)です。
事故があったのは長岡市蓬平町の私道で、道幅の狭い砂利道だということです。
警察によりますと10月3日正午過ぎ、現場近くを車で通りかかった通行人が、のり面が崩れているのを発見し「崖下を見たら車が落ちていた」と通報がありました。
男性は1人で車に乗ったまま約20メートル下に転落したとみられ、警察官が現場に駆け付けると、軽乗用車が助手席側を地につけ横転していて、車内から身元不明の男性1人が発見されました。
転落した際に割れたとみられる助手席後方のウィンドウから男性の頭部が沢の水に埋まった状態で見つかったということです。男性はその場で死亡が確認され、その後の捜査で死因は頸椎骨折と溺水吸引による窒息と判明しました。
警察が男性の身元について捜査していたところ、9月26日に家族を病院に迎えに行ったまま行方が分からなくなり親族から行方不明届けが出されていた男性と一致。捜査の結果、男性は9月26日午後にこの事故で死亡したということです。
警察は、なんらかの原因で男性が車に乗ったまま転落したとみて事故の詳しい状況について調べています。

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