兵庫維新・青山暁県議が幹事長辞任、県職員の女性がセクハラ被害訴え…本人は「事実無根」と否定

日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は12日、県議の青山暁幹事長(65)が幹事長職の辞任を申し入れ、8日付で受理したと明らかにした。執行部が交代する12月までは和田有一朗副代表(衆院議員)が幹事長を兼任する。
12日に神戸市内で開いた臨時全体会議後に、金子道仁代表が記者団に説明した。
兵庫維新によると、青山氏を巡っては、県職員の女性が2023年、青山氏と食事をした際にセクハラ行為を受けたと会派に相談があったという。青山氏は「事実無根。業務上必要だったので食事に行った」と否定。主張が食い違っており、兵庫維新はセクハラの有無を認定せず、金子代表が青山氏を口頭で注意するなどしていた。
青山氏は、自身のセクハラ疑惑についてユーチューブに投稿した別の県議に対し、法的手続きを取るとしており、党の職務に支障が出ると判断して9月30日に辞任を申し入れたという。
12日の会合では、青山氏が「仲間に心配やご迷惑をおかけしておわび申し上げる」と謝罪した。金子代表は記者団に「我々としては司法の判断に委ね、その結果を踏まえて厳粛な処分を改めて行う」と話した。

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