日本維新の会代表で大阪府知事の吉村洋文氏が１６日放送のフジテレビ系情報番組「旬感ＬＩＶＥ とれたてっ！」（月～金曜・午後２時４８分）に生出演。１５日に自民党の高市早苗新総裁と会談。連立を見据えた政策協議に入る方針を示したことについて様々に言及した。
「自民と連立することで将来、維新消滅のリスクもあり得ると思う」とした自身の発言について問われると「最後は有権者の判断だと思うんですよ」と話し出した吉村氏。
「でも、政治家ってイスに座ることが仕事になってる人が多いんですけど、僕はそうじゃないと思ってるんですね。確かに過去に自民党と連立を組んだ党は、創価学会を支持母体とする選挙に強い公明党以外は消滅していってます」と続けると「だから、我々も消滅するリスクがあるかと言ったら、あるかもしれません。でも、だからといって公約として掲げる、日本にとって本当に必要なことをやらずに指をくわえて座っているというのは違う、と僕は思っていて。日本の構造改革が本気でできるのであれば…。その可能性があるのが今だと思っているんですね。で、あるならば日本のために僕らは政治をやっているのであれば、その可能性があるなら、僕はリスクがあっても挑戦すべきだと思うし、それが本来の政治のあり方だと思います。それが違って有権者に『維新はクビだよ』って言われたら、そこでクビ。また新しい政党が出るかも知れないけど、そういうことをやることでイノベーションや新しい道って開けてくるんじゃないかって。日本の３０年間って全然、成長してないので。政治家がリスクを取らなかったら誰がリスクを取るの？って、僕は思います」と持論を展開していた。