伊豆諸島を襲った2つの台風のうち、台風22号が接近してから1週間が経過しました。大きな被害を受けた八丈島では、今もライフラインへの影響が続いています。中継です。
八丈島では、台風22号の大きな被害を受けてから16日で1週間となりました。私が今いる地域では現在も断水が続いていて、給水所が設置されています。
給水に来た人
「子ども4人いるので、食器の洗い物、飲み水、歯磨きするときだったり、何かと使うことが多いですね。日々の暮らしってありがたいんだなって再認識しましたね」
「ここまでひどい断水っていうのはないよね。水ないとお風呂もできないし、洗濯もできないしさ」
島内では15か所の給水所が設けられていて、15日はここから800メートルほど離れた消防団の施設でも新たな給水所が設置されました。
島内では、いまも多くの建物が倒壊したままで、台風の大きな爪痕が残っています。電気や水道の復旧作業は少しずつ始まっていますが、現在も260軒が停電し、一部の地域では断水が続いていて、日常の生活に戻るまでにはまだ時間がかかりそうです。