高市首相が衆議院の早期解散に動き出し、想定される総選挙の投開票日まで3週間あまりと超短期決戦となります。さらに真冬での選挙は36年ぶり。雪国・新潟県内の自治体の担当者からは雪の影響を心配する声が上がっています。
15日午後、山あいにある新潟県阿賀町の選挙管理委員会では投票会場の確保などの準備に追われていました。
阿賀町 選挙管理委員会 谷川浩一書記長
「解散から日がない中での準備ということで、職員はバタバタしている」
高市首相は1月の通常国会で衆議院の解散に踏み切る意向で、仮に23日に解散した場合、投開票までは16日間。
「戦後最短」の超短期決戦に。
さらに雪国ならではの心配が・・。
リポート
「候補者のポスターは町の空き地に設置されることも多く、その空き地は雪捨て場になっている可能性もあるということです」
職員
「この辺だね」「これだね」
確認していたのは候補のポスターが貼られる掲示板の位置。
去年7月に行われた参院選で掲示板があった場所には、30センチほどの雪が積もっていました。
阿賀町では262か所に掲示板を設置する予定ですが、除雪などの対応も必要となります。
職員
「下が埋まっちゃうと困るね」「常に見ていて、除雪してあげないと」
衆議院選挙が2月に行われるのは1990以来、36年ぶり。
36年前の当時、同じ新潟県の津南町では、大雪の中、住民から困惑した声が聞かれました。
津南町の住民(当時の取材)
「これだけ降っても選挙だという…。年寄りのばあちゃんを無理に連れて行って…」
安全に投票できるのか。
投票率の低下などさまざまな影響が懸念されます。
阿賀町 選挙管理委員会 長谷川浩一書記長
「上手(山沿い)の方に行けばもうちょっと雪も多い、そのへんが普段、雪のない状況とは違うかなと。昨年は阿賀町も雪害対策本部ということで災害救助法の適用にもなったので、そのような雪がないことを祈っています」
真冬の解散総選挙。
影響を心配する声があがっています。