「100%自分が悪い」も飲酒は否定 群馬・伊勢崎親子3人死亡事故

飲酒運転をして乗用車に衝突し、家族3人を死亡させた罪などに問われている男の被告人質問が26日に行われました。男は「100%自分が悪い」と法廷で述べましたが、飲酒については否定を続けています。
2024年5月、ゴールデンウイーク最終日に群馬県伊勢崎市で起きた事故。乗用車に乗っていた塚越湊斗ちゃん(当時2歳)と父親の寛人さん(当時26歳)、祖父の正宏さん(当時53歳)の3人が亡くなりました。
突然奪われた、家族の日常。遺族は…。
湊斗ちゃんの母(今月14日)
「アルコールを飲んでいない発言を聞いてから怒りしかなくて」
湊斗ちゃんの祖母(今月14日)
「怒りと涙とぐちゃぐちゃな感情になった」
飲酒運転をして家族3人を死亡させた罪などに問われているのは、トラック運転手の鈴木吾郎被告(71)です。事故後、基準値以上のアルコールが検出されていました。
鈴木吾郎被告(71)(今月14日)
「アルコールを飲んだ事実はありません」
しかし、これまでの裁判では、事故を起こしたことは認めるも飲酒は一貫して否定。
迎えた26日の被告人質問。争点はやはり、運転にアルコールの影響があったのかどうかです。
検察側
「運転の感覚を正しく認識できていなかったのはなぜですか?」
鈴木吾郎被告(71)
「…」
検察側
「アルコールの影響があったことを否定しますか? 否定しませんか?」
鈴木吾郎被告(71)
「否定します」
検察側の質問では、飲酒を再び否定。検察側は、過去にもドライブレコーダーにお酒のようなものを飲む様子が映っていたと指摘。
検察側
「何を飲んでいたんですか?」
鈴木吾郎被告(71)
「いや、知らないです」
検察側
「焼酎をバレないように一気飲みしていたのではありませんか?」
鈴木吾郎被告(71)
「覚えていないです」
自身の行動について、「覚えていない」「記憶にない」などと繰り返した鈴木被告。弁護側から、いまの気持ちについて問われると…。
鈴木吾郎被告(71)
「100%自分が悪い。慣れもあったと思います、これくらい大丈夫だろうと。えらいことしちゃったなぁと、遺族や被害者に申し訳ないと思います」
今月30日には遺族の意見陳述も予定されていて、判決は、来月13日に言い渡されます。

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