新党「中道改革連合」の野田佳彦共同代表は26日夜、衆院選(27日公示、2月8日投開票)を前に与野党7党首が生出演したテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)で、高市早苗首相(自民党総裁)が指摘した、自身が首相時代の解散判断をめぐる指摘をその場で否定し、自ら訂正した。
番組にはこのほか、日本維新の会の吉村洋文代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の田村智子委員長、参政党の神谷宗幣代表、れいわ新選組の大石晃子共同代表がスタジオ出演。高市首相の解散の大義について意見を述べ合い、野党党首からは真冬の選挙であることなどに、「大義」に欠けると批判的な指摘が相次いだ。また、高市首相の解散判断に「納得する」が31%、「納得しない」が51%と、解散判断に半数以上が「納得しない」と答えたとする、番組の世論調査結果を紹介された。
大越健介キャスターから反論があるか問われた高市首相は、「冬の選挙については本当に、たくさんの方々にご苦労をおかけそいます。選管のみなさまにも感謝を申し上げます」とした上で、「ただ、野田内閣の時も真冬の12月の、寒い時期の解散だった」と指摘。「地方選でも、今年も北海道や東北、北陸でも(冬に選挙が)行われている」と主張した。
ただ、野田氏が首相時代に衆院を解散したのは、2012年11月16日で、衆院選の投開票日は12月16日。高市首相が言う「真冬」とは言えない時期だった。
野田氏は、高市首相の主張に目をぱちくりさせるような場面があり、首相の発言が終わった後で挙手をして、「11月中旬の解散です」とすぐに否定し、自ら訂正した。
この時の衆院選で、当時民主党代表として選挙を戦った野田氏は政権を失い、その後に、第2次安倍晋三政権が発足した。