2024年の兵庫県知事選の街頭演説で、ウソの内容を発言し名誉を傷つけられたとして、兵庫県議会の丸尾牧議員(61)がNHK党党首・立花孝志氏(58)に損害賠償を求めていた裁判。
神戸地裁尼崎支部は1月28日、立花氏に対し330万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
訴状によると「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は、2024年に立候補した兵庫県知事選の街頭演説で、“県議会の丸尾牧議員が、斎藤元彦知事のパワハラ問題を告発する文書を作り、県庁内でデマを流している”という旨を発言。
これに対し、丸尾県議は「全くの虚偽であり名誉毀損」などとして、去年6月、立花氏を相手取り1100万円の賠償を求めて裁判を起こしました。
1月28日の判決で神戸地裁尼崎支部(太田敬司裁判長)は、立花氏の街頭演説について、「内容が真実であるとは認められない」と断じたうえで、「本件街頭演説のように、虚偽内容のデマを用いてでも世論を誘導しようとする行為には、民主制の存立そのものを危うくしかねない弊害が認められ、政治活動の自由や表現の自由を濫用している」と糾弾。
立花氏に対し330万円の賠償を命じました。
丸尾牧県議(判決後の囲み取材で)
「まずは何よりほっとしたというのが思いです」
「今回の判決を契機に、こういうことが二度と起こらないように1つの警鐘になる判決」
立花氏をめぐっては、「警察の取り調べを受けているのはたぶん間違いない」などと事実無根の発言をし、別の兵庫県議の名誉を毀損した罪で、去年11月に逮捕・起訴されています。