無登録で排出権取引商品 容疑で逮捕=岩手・続報注意

国からの登録を受けずに二酸化炭素(CO2)の排出権取引を巡る金融商品の取引をしたとして、岩手、青森両県警合同捜査本部は5日、仙台市太白区、会社員金田顕光容疑者(51)ら3人を金融商品取引法違反(無登録)の疑いで逮捕した。

 他に逮捕されたのは、矢巾町南矢幅、会社役員浅沼一之(53)、盛岡市高松、契約社員紺野文子(46)の2容疑者。

 発表によると、3人は共謀の上、金田容疑者が社長、浅沼容疑者が役員を務めた環境コンサルタント会社「CDM」の代理店の勧誘員を通じて、2012年1月初旬と同年2月初旬、青森県十和田市の会社員女性(42)と滝沢市の会社員男性(53)に、国からの登録を受けずにCO2排出権取引を巡る金融商品への出資を勧誘し、それぞれ60万円と200万円を出資させた疑い。

 3人は、「バイオディーゼルの燃料となる植物をフィリピンで育て、売買すれば利益がでる」などとして、出資額の30~42%の配当金の支払いを半年後に約束していたが、支払いはなかったという。3人は容疑を認めている。

 岩手県警生活環境課によると、同社には東北地方を中心に約500人から18億円以上の出資があり、そのうち約7割の出資者には出資額以下の支払いしかなく、残りの3割の状況ははっきりしていない。

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