ホルムズ海峡に派遣検討か 海上自衛隊掃海艇「みやじま」機雷除去の実力は?一般公開前に艦内から報告

(取材・報告=泉 達也 記者)
兵庫県・淡路島の津名港からお伝えします。私の後ろに見えますのが、海上自衛隊の掃海艇「みやじま」です。普段は神戸にいるんですが、あさって(26日)一般公開されるのを前に、先ほど津名港に到着しました。
掃海艇とは、機雷を探知・除去する船です。今日は、この「みやじま」から、どのように機雷を、探知・除去していくのかというのを、ご説明させていただきたいと思います。
まず見えますのが、20ミリ機関砲という機関砲になりまして、海に浮いている、目視で見える機雷をあの機関砲で砲撃することで除去するという装備になります。
そして、こちらの「みやじま」、全長54メートル、そして重さ510トンと、海上自衛隊が保有する船の中では比較的小型だということですが、こちらの掃海艇、何でできているか分かりますでしょうか。こちら、木造船でして、木でできている船になっています。
なぜ掃海艇が木できているかと言いますと、機雷の中には磁気に反応する機雷もありまして、そういった磁気に反応しないため、こうした木であったり、プラスチックでできているということです。
今日は、特別に艦内に上がらせていただくことができますので、安全に配慮した上で中に入らせていただきたいと思います。
(Qだいたい何人くらいの方が勤務されているんですか?)
こちら40人ほどが乗れる船だというふうにおっしゃってまして、40人ほどが勤務されているということですが、そもそも機雷をどのように探知するかと言いますと、見えないのですが、船の底に探知機が付いていまして、そちらで機雷を探知するということです。
日本が誇る掃海技術というところを紹介していきたいと思うのですが、こちら見えますのがボートになります。
こちらも機雷の除去に使うということですが、これはダイバーの方がこのボートに乗って機雷の近くまで行き、海の中に潜って機雷を確認し、その近くに爆弾などを設置して起爆して機雷を除去するのに使うボートだということです。そして、こちらにもさまざまな機雷を除去するための装置がありまして、下に降りて説明していきたいと思います。
こちら、いわゆる水中ドローンのようなものになっているんです。遠隔でコントロールできていて、カメラも付いているというものになります。こちら下にありますが、これは模型なので爆発する心配はありません。こちらは爆弾となっております。
この細長い爆弾を、水中ドローンの下の部分に付けまして、先ほどありましたセンサーで探知した機雷の近くに、この水中ドローンを遠隔操作して持っていきます。機雷の近くに行きますと、この爆弾を設置して、水中ドローンとこの船を機雷から離し、安全を確保した上でこの爆弾を起爆させて爆発させることで、機雷を除去するという仕組みになっているんだそうです。
(Q:機雷を1つ処分するのにかかる時間は?)
この掃海艇の艇長にお話を聞いたところ、1時間ほどでできることもあるとおっしゃっていましたが、気象条件や周辺状況に大きく左右されるということでした。

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