気象庁は1日、今夏(6~8月)の平均気温が過去30年の平均値より1・02度高く、1898年の統計開始以来、歴代5位の暑さだったと発表した。西日本を中心に、観測史上最多の延べ36地点で最高気温40度以上の「酷暑日」を記録した。東日本では顕著な暑さにならない時期も目立った。
平均値と比べた温度差を示す「偏差」は、2025年が2・36度で最も高く、23、24年が1・76度と直近の3年で上位3位を占めた。今夏は10年(1・08度)に次ぐ5番目だった。
西日本は暖かい空気に覆われやすく、1・2度と歴代3位だったが、前線や台風の影響を受けた東日本では0・8度(8位)にとどまった。東日本の7月は1・6度と高温だったが、6、8月は平年並みだった。
地点別では、熊本市と熊本県人吉市、大分県日田市の3地点で平均気温が観測史上1位を記録した。九州では初めて40度以上を観測し、酷暑日は過去最多だった25年(延べ30地点)を上回った。
降水量は8月に豪雨災害があった東日本で平年の124%、台風が相次いだ沖縄・奄美で148%だった。西日本は91%、北日本は105%と平年並みだった。