京都を流れる鴨川。憩いの場所となる河川敷に…。
キノコ、キノコ…。
真っ白で大きなキノコが。
このキノコは一体何なのか。キノコの生態に詳しい近畿大学農学部の白坂教授に聞くと…。
(近畿大学農学部・白坂憲章 教授)
「ことし夏、けっこう出たオオシロカラカサタケだと思います。これ毒。食べるとお腹壊します」
このキノコの正体は『オオシロカラカサタケ』という毒キノコとみられます。
近くを散歩していた人は。
散歩していた人
「なんかめっちゃキノコ生えているなと思って。小学生とかだったらキノコや食べよ~と思って食べちゃいそうなんで、結構怖いなと」
散歩していた人
「けっこう毒をもってるらしいから、近づかないようにしている。犬でも食べたら大変やん」
実は、見た目がよく似た食用のキノコがあり、注意が呼びかけられているのです。
それが『カラカサタケ』。
毒を持つ『オオシロカラカサタケ』と比較してみると、形や模様は似ていますが、食用の方が少し茶色っぽいのが分かります。
有毒の『オオシロカラカサタケ』を誤って食べてしまった場合、頭痛や嘔吐、下痢などの症状を引き起こし、過去に大阪でも食中毒が確認されています。
注意すべきキノコは別の場所でも…。
報告・濵田蘭 記者
「読売テレビのすぐ近くにも、たくさんキノコが生えています」
歩道のすぐそばにも、似たようなキノコが。
一方、大阪城公園では…。
すべてが毒のあるキノコかどうかは断定できませんが、大阪城公園の担当者によると、毎日、公園内を巡回し、キノコを見つけ次第駆除にあたっています。ただ、毎日生えてくるため、完全に除去することは難しいということです。
ではなぜ、各地でキノコが大量発生しているのでしょうか。
(近畿大学農学部・白坂憲章 教授)
「まさに雨だと思います。特に今年みたいに雨がたくさん 降った後に、気温が上がるサイクルが繰り返されるような年は、キノコが出やすい環境になったので。公園の花壇・家のプランター・庭に出ることもあるんですね。そういったときに食べない。絶対食べない。(触ってしまった場合)ちゃんと手を洗っていただくことも大事」
自治体も、毒キノコを誤って食べないよう注意を呼びかけています。
(大阪府・吉村洋文知事)
「毒キノコに関する情報も増えてきているという中で、府民の皆さんが誤ることがないように、間違って食べることがないように、周知を徹底していきたいと思います」
異例な長雨で身近な場所に姿を見せているキノコ。中には毒を持つものもあり、安易に口にしないこと。もし、触ってしまった場合には、必ず手を洗うよう注意が必要です。