給食の麦飯にゴキブリ・ナメクジ混入、児童が相次ぎ発見…市内計3校に提供

熊本県山鹿市教育委員会は22日、市立鹿本小で1日と15日に提供した給食に、ゴキブリなどが混入していたと発表した。鹿本給食センターで調理されたもので、市内の中学校と支援学校にも同じメニューを提供しており、支援学校の児童・生徒約120人が15日分を食べたが、被害の報告はない。
市教委によると、1日が約1センチのゴキブリ、15日が約1・5センチのナメクジで、同小の児童が配膳していた麦飯の中で発見。麦飯は、鹿本中と、かもと稲田支援学校にも提供していた。
鹿本小と鹿本中では両日とも給食の前に見つかったが、かもと稲田支援学校では15日の発見前には給食が終わっていた。21日現在で体調不良を訴えた子どもはいない。同センターは19日から米の調理を中止し、各校には来週から、他の施設で調理したものを提供する。
給食センターは老朽化しており、市教委学校教育課は「補修などで再発防止に努め、安全安心な給食を提供できるようにしたい」としている。

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