大雨で国宝の寺や小学校が浸水 側溝で発見の高齢男性が死亡 福島・いわき市

8日夜、大雨が降った福島県いわき市では高齢の男性1人が死亡したほか、国宝の寺が水没するなど、広い範囲で浸水被害が出ています。
いわき市にある「白水阿弥陀堂」は福島県内で唯一の国宝の建造物ですが、8日夜の大雨で、境内が浸水し、本堂まで入ることができなくなっていました。
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また、市内の小学校では、1階の教室などが浸水、保護者などが片付け作業にあたりました。
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このほか、市内の側溝では9日朝、高齢の男性が心肺停止の状態で発見され、死亡が確認されました。
市内の広い範囲で住宅の浸水被害も確認されていて、市などが被害の全容把握を急いでいます。

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