外国産を熊本アサリと偽装し有罪 販売会社の実質経営者に

外国産アサリを熊本県産と装って販売したなどとして、不正競争防止法違反や組織犯罪処罰法違反の罪に問われた熊本県天草市の魚介類販売会社「天草フーズ」など2社の実質経営者渡辺孝男被告(72)に、熊本地裁は10日、懲役2年6月、執行猶予4年、罰金200万円(求刑懲役2年6月、罰金200万円)の判決を言い渡した。
平島正道裁判長は判決理由で、調査を逃れようと画策し、別に会社を設立した手口は巧妙で、消費者の信頼も失われたと指摘。一方で「報道の影響で売り上げが減少し社会的制裁を受けた」として執行猶予を付けた。

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