木原防衛相が選挙の応援演説で、「自民党候補を応援することが自衛隊に報いることになる」などと発言し、その後、撤回した問題で、岸田首相は「引き続き職務にあたってもらいたい」と述べ、続投させる考えを示しました。
木原防衛相は15日、衆議院長崎4区の補欠選挙の応援演説で「自民党候補を応援することが自衛隊に報いることになる」などと発言しました。これに対し野党側は「自衛隊の政治的中立を侵すもの」などと批判しています。
この問題について岸田首相は、「本人は自衛官と家族への敬意と感謝を述べたものと説明し、誤解を招くのであれば撤回したいとしている」「引き続き職務にあたってもらいたい」と述べ、木原防衛相を続投させる考えを示しました。