早大相撲部が活動休止 部員が大麻取締法違反の疑い 大学側「再発防止策を講じていく」

早稲田大は15日、大麻取締法違反(譲り受け未遂)の疑いで相撲部の園田陽司容疑者(20)=東京都西東京市=が福岡県警に逮捕された事件を受け、コメントを公式サイトで発表した。
早大は「大麻の事案は国を挙げて撲滅に取り組んでいる中、慙愧(ざんき)に堪えません。大学として事態を厳粛に受け止め、深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪。相撲部に対しては14日付で、当面の間、活動休止を命じたことも明らかにした。
早大広報課によると、大学側は警察からの一報で、園田容疑者が逮捕されたことを把握したという。14日から相撲部の部員約10人に対して「すぐにヒアリングを実施しました」と説明した。
広報課の担当者は「大学全体が驚いており、このようなことが起きるとは想定していなかった。戸惑っています」と話すと、今後、会見などの実施については「現在、検討中です」とした。事態に至った経緯を調査した上で「再発防止策を講じていく」とした。

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