恐怖の15分間の「ドライブ」。
運転者は、バイクの男にこう考えている、「然るべき罰をうけてほしい」と。
猛スピードで現れ、行く手を阻み続けるバイク
画面左下から猛スピードで現れたバイク。
車の進路を遮るように前に割り込んで来る。すると、突然道路を塞ぐように急転。車は、右へハンドルを切り立ち去ろうとするが、バイクはその行く手を阻み続けている。
恐怖のあおり運転を捉えたのは、10月7日の午後10時30分ごろ。徳島県内の幹線道路を走っていた車のドライブレコーダーに、その一部始終が映っていた。
動画の投稿者は、当時の状況についてこう話す。
動画の投稿者: なんでこんなことをするんだというか、本当に何を考えているのかわからない。何をされるかわからない。すごくしつこかったので、本当にも恐怖です。早く行ってくれっていう感じでした
恐怖を覚えた投稿者は、車内から電話で警察に助けを求める。
動画の投稿者:(警察への通報) あおり運転で進路妨害されて、動けんようになってます
すると、バイクの運転手は警察に通報されていることに気づいたのか、エンジンをふかし、そのまま走り去っていった。
「然るべき罰を受けて」
車に急接近し、執ようにあおり続けていたバイク。投稿者によると、その距離は約10キロ、時間にして約15分間も続いたという。
なぜこのような事態に陥ったのか。投稿者に思い当たる節は無いと言う。
動画の投稿者: きっかけが本当に見えなくて…強いて言えば、速やかに離れようとしたんですが、追い抜かれたことに対して腹を立てたのではないか。怒らせるような動きをしているかと言えば、そうではないので。本当に発端がわからない
映像を見る限り、投稿者の車が無理に追い抜いたようには見えない。バイクの運転手によるあおり運転の理由は、はっきりしない。
危険なあおり運転を繰り返したバイクの運転手に対し、投稿者はこう訴える。
動画の投稿者: いや、もう二度と公道に出てこないでほしいですね。本当に自分も嫌な思いしましたけども、ああいう運転をする人間が道路に出ているのって、ほかの方にも良くないことだと思うので。然るべき罰を受けてもらうのがいいのかなと思ってます
警察は双方から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。 (「イット!」10月10日放送より)