三重県立の特別支援学校で、女性校長が生徒との接し方について相談した女性教諭に対し、「犬を扱うように接すればいい」などと話していたことがわかりました。
三重県教育委員会によりますと、桑名市の三重県立くわな特別支援学校の女性校長は去年9月、生徒との接し方について相談した女性教諭に対し、「犬を扱うように接すればいい」などと助言したということです。
ことし7月以降、県の教育委員会に対し、匿名の情報提供があり、校長らに聞き取りを行うなどして、事実確認を進めていました。
校長は聞き取りに対し、「教諭の不安を取り除くため、手をかけすぎない方が良いという趣旨で発言した」と説明し、不適切だったと認めているということです。
現在、校長は通常通りに勤務していますが、教育委員会は処分については適切に判断したいとしています。