フランス博覧会公社は9日、2025年の大阪・関西万博に出展するパビリオンのイメージを発表しました。
フランス博覧会公社がパリで発表したのは、来年開催される大阪・関西万博に出展予定のパビリオンのコンセプトやイメージ動画です。
テーマは「愛の讃歌」で、建物の正面に階段があり、屋上には庭園が設けられています。
数週間以内に建設を始める予定で、建築資材には再利用やリサイクルができるものを選び、庭園には雨水を集めて再利用する機能を備えるなど環境に配慮したつくりになっているということです。
予算は国と協賛企業で合わせて少なくとも5300万ユーロ=日本円でおよそ83億円と前回のドバイ万博の1.5倍で、担当者は「日本の建設費用が非常に高い」と説明しています。
フランスの担当大臣は「大阪は伝統文化とイノベーションの街。過去と未来の橋渡しが行われる」と万博に期待を寄せました。