政治資金規正法違反の罪で、先月26日に東京地検特捜部に起訴された衆議院議員の池田佳隆被告の秘書で会計責任者の柿沼和宏被告について、東京地裁は2日、保釈を認める決定をしました。
保釈金は300万円で、すでに納付済みだということです。
一方、この決定に対し検察側は先ほど、不服を申し立てる「準抗告」をしました。準抗告を受けて裁判所は改めて保釈を認めるか判断することになります。
裁判所が再び保釈を認めれば、柿沼被告は保釈される見通しです。
柿沼被告は、池田被告とともに2022年までの5年間で、安倍派側からパーティー券収入のキックバックおよそ4800万円分を収入として記載せず、収支報告書にウソの記載をしたとして、先月26日に特捜部に起訴されていました。