北海道・苫小牧警察署は2月5日、業務上横領の疑いで苫小牧市に住む保育士の藤田 眞由美容疑者(54)を再逮捕しました。
藤田容疑者は、帯広市の廃タイヤのリサイクル会社に勤めていた2019年1月11日から2021年11月6日にかけて、取引先45社から計217回にわたって集金した売上金計約1119万円を着服した疑いが持たれています。
警察によりますと、藤田容疑者は横領した金を遊興費に充てる目的だったということです。
2022年3月に被害者の代理人弁護士から刑事告訴したいと相談があり、事件が発覚しました。
藤田容疑者は当時、他の従業員が取引先から集めた売上金を受け取り、帳簿に入力して、金庫に保管し経理担当に引き継ぐ役割を担っていたということです。
藤田容疑者は、先月15日にも2018年1月10日から2019年1月11日にかけて、取引先30社から65回にわたり集金された現金約356万円を着服したとして横領した疑いで逮捕されています。
調べに対し藤田容疑者は「間違いないと思います」と容疑を認めていて、警察は動機について捜査しています。