「完全責任能力あった」女子大生嘱託殺人 控訴棄却 札幌高裁、懲役6年の1審支持

札幌市東区のアパートで2022年10月、女子大学生を殺害するなどした罪に問われていた男の控訴審で、札幌高裁は懲役6年の1審判決を支持し、弁護側の訴えを棄却しました。
2022年10月、小野勇被告(55)は札幌市東区の自宅アパートで、当時22歳だった女子大学生の依頼を受け、首を絞めて殺害するなどした嘱託殺人などの罪に問われています。
小野被告は1審の懲役6年の判決を不服とし控訴していて、また弁護側は小野被告が当時「心神耗弱状態」にあったと主張していました。
きょう(2024年2月14日)の判決で札幌高裁は「完全責任能力はあった」と指摘し、懲役6年の1審判決を支持し、弁護側の訴えを棄却しました。

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