「次の自民総裁」上川氏が4位浮上、トップ3は変わらず…読売世論調査

読売新聞社が16~18日に行った全国世論調査で、次の自民党総裁にふさわしい政治家を尋ねたところ、石破茂・元幹事長が21%で1位となり、小泉進次郎・元環境相が17%、河野デジタル相が10%と続いた。前回同じ質問をした昨年12月調査とトップ3は変わらなかったが、前回6位タイだった上川外相が8%で、今回4位に浮上した。
岸田首相の自民党総裁任期満了を9月に控え、自民党の政治家11人から選んでもらった。5位は高市経済安全保障相の6%、6位は岸田首相と菅前首相が4%で並んだ。野田聖子・元総務相、小渕優子選挙対策委員長、茂木幹事長は各2%だった。「いない」と答えた人は12%だった。
自民支持層に限ると、上川氏は11%で河野氏と並び、小泉氏の22%、石破氏の19%に続く3位タイだった。
法相などを歴任した上川氏は、堅実な手腕や安定感が評価されて、昨年9月の内閣改造で外相に起用された。今年に入り、米国やウクライナなど9か国を歴訪して各国首脳らと会談するなど、実績を積んでいる。今回の調査で女性に限ると9%で単独3位となり、女性からの支持も順位を押し上げた。

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