運転士が停車駅を失念 500mオーバーラン 新潟発秋田行の特急いなほ JR羽越線・中条駅

新潟県胎内市のJR羽越線・中条駅で8日午前、新潟発秋田行の特急いなほ1号が約500mオーバーランしました。降車予定だった6人は次の駅で降りたということです。
JR東日本新潟支社によりますと、8日午前8時53分ごろ、停車予定だった特急いなほが中条駅のホームを約500mオーバーランして停車しました。近くには踏切があるため、バックすることができず、そのまま次の停車駅・坂町駅に向かったということです。中条駅に降りる予定だった乗客6人は坂町駅で下車し、普通列車で乗り換え、中条駅に向かったということです。中条駅からの乗客はいませんでした。JRによりますと、運転士が中条駅が停車駅であることを失念したことが原因としています。

この影響で、オーバーランした特急いなほに17分の遅れが発生したほか、乗り換えの関係で普通列車1本で23分の遅れが出ました。JRは「ご利用のお客さまに大変ご迷惑をおかけいたしました。今後、このような事象を発生させないよう、指導を徹底してまいります」としています。
※JRは当初「約100m行き過ぎて停車」としていましたが、その後調べたところ、およそ500m行き過ぎていたことが分かったということです。

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