自民党派閥の政治資金規正法違反事件で党の処分を受けた堀井学衆院議員(比例北海道ブロック)が、次期衆院選への出馬を断念する意向を固めた。25日に正式に表明する。
関係者によると、堀井氏は24日、党道9区支部幹部に、次期衆院選へ出馬しない意向を伝えた。
堀井氏は、2018年からの5年間でパーティー券の販売ノルマを超えて集めた収入など、計2196万円を政治資金収支報告書に記載しなかったことが判明。4月には党の役職停止1年の処分が下されていた。
党道9区支部では、裏金問題を機に堀井氏が務める支部長の差し替え論が噴出していた。