死亡した父親の遺体を自宅に放置した疑いで55歳の長男が逮捕されました。死体遺棄容疑の疑いで逮捕されたのは、大阪市淀川区の55歳の派遣社員の男です。警察によりますと、去年11月ごろ、自宅で当時82歳の父親が死亡したにも関わらず放置して、死体を遺棄した疑いがもたれています。男は家賃を滞納していて、強制退去のために大阪地裁の執行官が自宅を訪れたところ、父親の遺体を発見して警察に通報したということです。父親はベッドの上であおむけで寝ていて、遺体はミイラ化していたということです。男は警察の取り調べに対し、「埋葬には費用がかかるし、埋葬する手続きが面倒だったので自宅に放置した」と容疑を認めているということです。警察は死因や死亡の経緯について調べています。