千葉市美浜区の幕張メッセで開かれていた音楽フェスティバル「サマーソニック」は5日、公式サイトを更新。東京会場となった千葉・幕張メッセで弁当を食べた30人以上のイベントスタッフが嘔吐など食中毒のような症状を訴え、病院に運ばれたことに関して、検査の結果、該当する弁当の製造施設において検出された黄色ブドウ球菌による食中毒と判明したことを発表した。
公式サイトで「8/18(日) SUMMER SONIC東京会場でのスタッフの体調不良者の発生に関しまして、本日9/5(木)保健所より報告があり、検査の結果、該当する弁当の製造施設において検出された黄色ブドウ球菌による食中毒ということが判明し、施設に対して行政処分がなされる事となりました事をご報告いたします。現在体調不良者は、全員快方に向かっております」と報告。
「被害にあわれたスタッフの皆様、関係各社、お客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、再発防止のため細心の安全管理を心がけてまいります」と謝罪した。
同イベントを巡っては8月18日午後10時10分ごろ「女性2人が食中毒症状で腹痛と吐き気があり動けない」と119番があった。美浜消防署によると、10~50代のスタッフ31人が同様の症状を訴え、病院に搬送された。40代の男性1人が重症という。千葉西署によると、18日午後3時ごろ届いた弁当を同6時ごろ以降に食べたスタッフが症状を訴えた。