音楽グループ「C-C-B」の元メンバーの男が覚醒剤取締法違反の罪に問われた裁判で、東京地裁は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
音楽グループ「C-C-B」の元メンバー・田口智治被告(63)は今年6月、東京・足立区の自宅で覚醒剤を使用したなどの罪に問われています。
田口被告は初公判で起訴内容を認め、覚醒剤を使用したきっかけについて、「飼っていた猫が死ぬというショッキングな出来事があった」と説明していました。
きょうの判決で東京地裁は、「同様の前科があるにもかかわらず、刑執行終了後6年が経過しないうちに犯行に及んでいる」と指摘し、「覚醒剤に対する親和性、依存性が認められる」として、田口被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。