「打倒自民党。戦いの準備を進めていきます」立憲新代表の野田佳彦氏 27日には自民党総裁選

立憲民主党の代表選挙。新代表が選ばれましたが、何が変わるのでしょうか。 9月23日午後1時に始まった立憲民主党の臨時党大会。任期満了に伴う代表選挙には、総理大臣経験者の野田佳彦さん(67)、前代表で弁護士の枝野幸男さん(60)、現代表で最年少候補となる泉健太さん(50)、当選1回の吉田晴美さん(52)の4人が立候補しました。 代表選は国会議員や地方議員、党員などが投じた票がポイントに換算され、合計740ポイントの過半数を獲得した候補が当選となります。1回目の投票結果は、いずれも過半数には届かず。野田さんと枝野さんの上位2人による決選投票にもつれ込む展開となりました。 (野田佳彦元総理)「弱い人を助けるための政治はもう終わり。弱い人が生まれない社会をつくるということであります。みんなが違う、でもそれでもいい。多様性を認め合う共生社会をつくりたいと思います」 (枝野幸男前代表)「私は奪われた30年の人間を使い捨てにする経済と社会に終止符を打ち、新しい人間中心の経済、人間中心の社会、ヒューマンエコノミクスを打ち立てたいと思っています」 決選投票では、泉・吉田両陣営の票がどちらに向かったのかが注目されましたが、結果は… (代表選管委員長)「ポイント数が多数である野田佳彦さんが立憲民主党代表に当選されました」 何度も頭を下げ、拍手に応える新代表の野田氏。新たなリーダーとしての決意は… (野田佳彦新代表)「みんなの力を合わせて、心を合わせて、打倒自民党に向かっていきたいと思います。急がなければなりません。戦いの準備を進めていきます。どうぞみなさん、きょうからノーサイドです。挙党体制で政権をとりにいきましょう!」 4日後の9月27日には自民党総裁選が控えていますが、今後、野党の代表としてどう舵を取っていくのか手腕が試されます。

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