今日25日(水)も北日本や東日本を中心に朝の気温が下がり、少し肌寒さを感じるくらいとなりました。東京都心では今朝も20℃を下回り、17.9℃を観測。これでほぼ平年並みの気温となります。また、本州でも富士山を除いて今秋初めて0℃台まで下がったところがあります。
東京都心は2日連続で17℃台に
今朝は西日本では昨日よりも気温の高くなったところが多くなりましたが、東日本や北日本では昨日と同様に気温が下がりました。今朝最も気温が低くなったのは、岩手県盛岡市のアメダス薮川で0.7℃を観測しました。本州では富士山を除いて今夏以降初めて気温が0℃台まで下がったこととなります（富士山ではおととい23日(月)に－1.2℃を観測）。高気圧の勢力が残って夜中から晴れていたため、放射冷却現象が効いて冷え込んだと考えられます。また、東京都心でもやや肌寒さを感じるくらいまで気温が下がりました。今朝の最低気温は17.9℃と昨日に続いて2日連続で17℃となっています。ウェザーニュースアプリの利用者の体感についての報告では、今朝7時までの3時間に北日本では8割を超える方が「寒い」や「肌寒い」と回答していて、関東でも約3分の2の方が「寒い」や「肌寒い」という報告となりました。（回答項目は、寒い・肌寒い・爽やか・カラッと暑い・ムシっと暑い・あてはまらない の6項目）
関東では昼間も25℃に届かないところも
昼間の気温は北日本では20℃を少し超えるくらいで、平年と同じくらいまで上がる見込みです。日本海側ほど秋晴れの太陽が心地よく感じられます。関東では25℃に届かないところが多くなる見込みです。すでに弱い雨が降っているところがあり、この先もあまり日差しが望めません。それに加えて北東から涼しい風が吹くため、予想よりも気温が上がりにくくなる可能性があります。東京都心の予想最高気温は23℃と夏日にならない予想です。もし、東京で25℃を下回ると6月28日以来と約3か月ぶりのこととなります。今日は昼間でも一枚羽織ることができる長袖のシャツや上着があるとよさそうです。遅い時間になると雨がしっかりと降る予想のため、外出の際は上着に加えて雨具もお持ちください。