「棄却の通知に怒りを感じている」45年前の予防接種で難聴になった女性の母親が会見 “救済しない”とした国の判断について大阪府に審査求める

45年前に受けた予防接種で難聴に。「救済しない」という国の判断を大阪府が審査です。
大阪市内に住む48歳の女性は、45年前、当時原則として全ての子どもが受けていた三種混合ワクチンを接種した後、発熱などの副反応が出て、難聴になりました。
女性の母親(76)らは去年、医療費などの救済金を申請しましたが、予防接種の記録が残っていないことなどから国が給付を認めなかったため、大阪府に国の判断について審査を求めました。
(女性の母親)「棄却の通知にとても憤りと怒りを感じております。本人にとっても、見直していただくっていうことは、これからの生きる希望になります」
府の審査により、国の認定が覆った例もあるということで、審査の結果は年明けにも明らかになる見通しです。

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