「社会実情知り、研さん努める」=山元新判事が就任会見―最高裁

最高裁判事に27日付で就任した前次長検事の山元裕史氏(63)が同日夜、最高裁で記者会見した。「極めて重い職務で身の引き締まる思い。知識や経験の活用にとどまらず、社会の実情や課題を認識し、研さんに努めたい」と抱負を語った。
一橋大在学中の1987年に司法試験に合格した。当初は弁護士志望だったが、実務修習中、自らの権限で起訴・不起訴を判断する役割の重要性にやりがいを見いだして90年に検事任官。東京地検特捜部在籍時は脱税や経済事件に数多く携わったほか、次長検事として静岡一家4人殺害事件や大川原化工機事件の検証にも関与した。
誠実な権限行使を大切にしてきたといい、「立場は変わるが、引き続き法と証拠に基づいて真摯(しんし)に職務に当たりたい」と力を込めた。
千葉県出身。趣味は読書で、歴史小説を好む。座右の銘は「初心忘るべからず」。 [時事通信社]

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